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農業

7月

7月期の作業 ~栄養生長期から生殖生長期に移行する時期です~

穂肥

この時期は、穂肥の施用時期です。6月下旬よりイネは、栄養生長期から生殖生長期に移行し、幼穂の分化が始まり、穂づくりの重要な時期に入ります。穂肥の施用は、単位面積当たりの籾数の確保、分化した籾や枝梗の退化を防ぐためにも重要な作業となりますが、イネの生育状況によっては、施用時期、施用量に注意し適期に適量の穂肥が施用できるよう管理しましょう。

穂肥の施用前に・・・まずは、幼穂(長)の発生を確認しましょう。圃場全体で平均的な株から草丈の最も長い茎を探し、根を付けたまま抜き取り、カミソリなどで茎を縦に半分に切り、白い幼穂を確認してください。

  • コシヒカリ、滋賀羽二重もちは、幼穂長5~10mmの時に施す。
  • キヌヒカリ、日本晴、秋の詩は、幼穂長1~2mmの時に施す。

葉色の確認

  • コシヒカリ、滋賀羽二重もちは葉色板で3.5以下の時に施す。
  • キヌヒカリ、日本晴、秋の詩は、葉色板で4.0以下の時に施す。

穂肥の施用基準 

水管理

今後は間断かんがいを原則とし特に穂ばらみ期(出穂15日前)から出穂期に水不足にならないように注意しましょう。また、カドミウム吸収抑制対策として出穂前後各3週間は、湛水管理をしてください。ただし、落水期としては出穂後約25日~35日ですが、落水後も田面が白く乾燥することがあると、登熟が阻害され、穂枯れ等の発生原因ともなり品質の低下を招きますので、収穫作業に支障がない限り落水期を遅らせるようにしましょう。

病害虫防除

  • いもち病・・・今後も定期的に圃場を見回り、余剰苗は直ちに処分してください。また、生育状況を見定め、穂肥の過用を避けるとともに、畦畔の草刈りを励行し風通しを良くしましょう。
  • 紋枯病・・・初期生育が旺盛で高温多湿な天気が続けば、多発しますので十分注意しましょう。