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6月期の作業 ~生育の盛んな時期です。施肥管理に気をつけましょう~
この時期は水稲の追肥の時期です、追肥の目的は分けつ(茎数)を増やすだけでなく、稲体の窒素濃度を高め、穂数を確保することが目的です。
※基肥で、セラコートを施した圃場では、葉色が淡くても、既に基肥基準量の成分を施されていますので、基本的に追肥は必要ありません。
※基肥で、どんぴしゃ有機を施肥した圃場では、品種ごとに追肥の施用量、施用時期が異なりますので、注意いただき、計画的な施肥を行いましょう。ただし、追肥施用時期に葉色が濃く葉がべらついている圃場では、施用量を減らしたり、施用時期を遅らせるなどの調整を行いましょう。
この時期は、水稲の追肥の時期なので、追肥施用の際は、浅水で施用し、少なくとも5日間は水が流出しないようにしましょう。その後、自然減水を待ち、中干し作業に取りかかりましょう。
土中に酸素を供給することで、養分の吸収を促し、また根の健全化を図ることで、無効分けつの発生抑制と過繁茂の防止に効果があります。